■第1部:船場減災ファッションショー
 とき:10月5日(土)
 場所:船場センタービル6号館2F ラジオ大阪サテライトスタジオ

減災とは、災害によって被害が出た場合でも、ダメージをできるだけ抑えて、安全・快適な生活を確保しようとする取り組みです。万が一、大阪が大災害が見舞われれば、御堂筋と東西の幹線道路が交差し、大企業が集中する船場センタービル界隈には何万人もの帰宅困難者が集中すると予測されています。この「活きたシェルター」を舞台に、身近に手に入る材料を使ってつくるサバイバルファッションを発表しました。
当社は企画運営のお手伝いをしています。

【STAFF】
森吉裕志(企画責任者・出品)/桒山信幸(企画・出品)
小林真梨子 中野嘉子 廣岡智子 松井あゆ子(出品・出演)
日下訓志(演出・出品・ショーアドバイス)
川嶋みほ子(司会進行・出品)
(1) 梱包緩衝材(プチプチ)を使った減災ファッション
  デザイナー:日下訓志 VITAMIN POWERS FACTORY
  美しく実用的な作品はファッション専門家からも高い評価をいただきました。
左から
  1. チェック柄ベスト&スカート:ベストのヨークはプチプチを重ね、ものを担いでも負担が軽い。四角形の中心に穴を開けたスカートはケープとしても使える。
  2. 花柄マント:花柄と無地の生地でプチプチを挟みリバーシブルで使える。腰に巻いたり敷物にしたり、いろんな使い方ができる。
  3. 袋ベスト&巻きスカート:ベストのアームホールを持てばバッグになる。スカートは水玉と無地のリバーシブル。座布団や膝掛けにもなる。
  4. ロングジャケット:プチプチと生地を重ね、継ぎ目をテープで止めた。どこにいても目立つ。プチプチで体を包みこむようなデザイン。
(2) 神戸芸術工科大学の学生が提案する減災コスチューム
  指導:見寺貞子先生・石崎真紀子先生
左から
  1. 巻きスカート「タフ・ウーマン」(制作:久米瑞穂)
    リバーシブルで、片面はデニム、もう一方は撥水性の生地を使用しているので、防寒と防水の効果もある
  2. ポケット付き毛布(制作:相原祐樹希)
    避難のとき頭を守れる。包みをほどくと毛布になり、ポケットにはスリッパや上着などを入れられる。
  3. ポケット一杯のオーバーオール(制作:黒川龍太郎)
    オーバーオールにポケットを付け加えて収納力をアップ。避難所でも大切なものを身に付けて寝られる。
  4. ロモッフルコート(制作:井上優香、栗林菜夫、坂本恵美、澤田梨菜)
    襟は砂埃よけと防寒にもなる。裾の紐は単独でも使える。4つのトグルには笛や飲み薬などを入れておく。
(3) 身近な材料でつくる小物(カバン・防災頭巾・靴・下着など)
上記の作品の展示とワークショップ
  とき:10月4日(金)~6日(日)
  場所:船場センタービル2号館
■第2部:船場減災セミナー (開催後アップします)
  とき:10月18日(金)
  真宗大谷派難波別院(南御堂)同朋会館

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