《大阪コレクション運営事務局長の任を無事終了しました!》 | ||
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私は、大阪コレクションが創設された1987年から2005年3月までの18年間、運営事務局を担当してまいりました。この間、本当に多くの皆さまから、貴重なご指導・ご支援を賜り、心より御礼申しあげます。 大阪コレクションは、繊維産業振興とクリエーターの発掘・育成などを目的に、大阪の行政・経済界のご協力でこれまで継続してきましたが、当サイト掲載の「大阪コレクション物語」にもあるように、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。 特にここ数年、時代の変化や財政難などで、従来の形では存続が難しくなり、新しい方向性を模索していた最も重要な時期に、創設者の1人であったかつての上司、関西ジャーナル社の折目允亮社長が急逝しました。後に残された私は、大コレの火を消さぬため、急きょ事務所を開設し、皆さまから多大なるご協力を頂きながら、今日まで運営事務局をお預かりしてきました。 大コレの「新人ステージ」は、若いデザイナーの登龍門として、100名を超える有望な人材が巣立っていきました。また、アジアや欧州の新進デザイナーが、大コレを契機に活動に弾みがついたケースも多く、海外でも高い評価をいただくようになりました。これらの業績はとりもなおさず、大阪コレクションが世界に誇れるユニークな「大阪ブランド」の地位を確立したということだと言っても過言ではないでしょう。 デザイナーだけでなく、モデルや演出家など、ショーを取り巻くあらゆる職種の人たちも、大コレに育てられました。そして何よりも、私自身が事務局運営という体験を通じて、多彩な分野の皆さまとご縁をいただき、また様々なノウハウを蓄積させていただいたことを、本当に幸せに思います。 このたび、大阪コレクションの事業内容が大きく刷新されるのに伴い、運営事務局を「卒業」することになりました。今は、全てを精一杯やり遂げたという、満足感と達成感で一杯です。これまで支えてくださった皆さまに、改めて心より御礼申しあげます。 今後は、従来の事業以外にも、これまでの経験を最大限に活かして新たな分野にも挑戦し、また皆さまのお役に立つ仕事ができるよう、日々努力を重ねてまいりたいと思います。引き続き、ご指導・ご鞭撻のほどなにとぞよろしくお願い申しあげます。 |
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