■著者: |
堀井 良殷 (財団法人 大阪21世紀協会理事長) |
■編集協力: |
ロゴ有限会社/(財)千里文化財団 |
■装丁: |
alt.design associates |
■価格: |
1800円+税 (A5判・214頁・日本文学館発行) |
■初版発行: |
2007年4月1日 |
■ISBN: |
978-4-7765-1330-8 |
■概要: |
なぜ大阪はかくも悪く言われるのか。大阪から見た歴史観でその謎を解き、未来を語る。400年の呪縛を直視し、誇りを取り戻すことが何より重要です。そうなれば必ず「これで良いのか」という、いわば公憤が生ずるはずです。それを昇華させてこそ本当の再生エネルギーが生まれるでしょう ――(本文より) |
 |
|
〈コメント〉 |
社会通念的な東京中心の視点ではなく、大阪独自の歴史観によって、大阪が世界に対してブランドとアイデンティティを確立し、奮起するための貴重な資料ともいえる書。平易な文体の中に、著者の積年の思いをぶちまけた面白い読み物になっている。 |
 |
|
〈目次〉 |
はじめに
第1章 植民地の呪縛
第2章 商都たる功罪
第3章 創生の海
第4章 なにわの戦い
第5章 武装流通業
第6章 観光基地
第7章 堺ブランド
第8章 宗教都市
第9章 煙の都
第10章 悪夢
第11章 逆転
第12章 天使のシナリオ・あとがき |
 |
|
■推薦の
 ことば: |
大阪人は、大阪の長所を理解し、おおいに発奮、努力するべきである。
―― 国立民族学博物館顧問 梅棹 忠夫 |
■著者略歴: |
1936年、奈良県生まれ。東京大学卒業。NHK報道番組プロデューサー、ニューヨーク特派員、大阪放送局長、NHK東京本部理事などを経て、1999年より(財)大阪21世紀協会理事長 |